新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。京大硬式テニス部は、誰でも勝てるテニスを目指し、高校で良い戦績を残していない人や初心者でも強豪私立大学に勝てるように日々練習に励んでいます。
まず、硬式テニス部には、5面の占有コートや、たくさんの上質なボールをはじめとする、強くなるために最高の環境があります。そして、共に戦い喜怒哀楽を共にする仲間、熱い気持ちをぶつけ合う他校のライバル達、過去に輝かしい戦績を残された先輩方といった一生涯の人間関係が得られます。
また、京大硬式テニス部の他大学と違う大きな特徴は、コート整備や部室の掃除など多くの雑用や、部を運営していくために必要な仕事を各回生で分担して、下級生に仕事が集中しないようにしていることです。つまり、1回生にボール拾いや雑用が集中して練習や勉強が出来ないということはありません。これは、スポーツ推薦のない京都大学では、時間を効率的に使い、全員が上達し、勉強やバイトと両立させることを最優先にしたこのシステムが最善だと考えたからです。
高校でテニスをやっていて、まだまだ強くなりたい人にも、これからテニスを始めようという人にも、京大硬式テニス部は最高の環境と仲間を約束します。ぜひ一度コートに足を運んでみてください。
4月 | 上旬 | 入学式 | 入学式のほか3月の入学手続きや健康診断などで現役のテニス部員が勧誘をしているので、興味があれば気軽に声をかけてください。 |
下旬 | 春関予選 | エントリーの締め切りが4月の頭なので3月中に見学に来てくれた新入生に限られますが、新入生がエントリーできる最初の個人戦です。3set matchで行われます。大学では3set matchが基本となります。 | |
5月 | 上旬 | 入部式 | このイベントから新入生は正式入部になります。 午前に皆で大文字山に登り、午後から100球ラリーというイベントがあります。そして夜に歓迎会を行います! |
中旬 | 東大戦合宿 | 合宿という名の強化練習で、泊まりでの練習は行いません。ミーティングもおこない5月末の東大戦に向けて士気を高めます。 | |
春関本戦 | 春関予選を勝ち上がれば出ることができます。唯一のインカレ(全国大会)につながる試合です。 | ||
下旬 | 東大戦 | 最も歴史ある対抗戦で、5set matchで行われます。新入生も部内戦でレギュラーを勝ち取れば出ることができます。 | |
代替わり | 東大戦で4回生から3回生へと代(幹部学年)が変わります。東大戦で引退される4回生もいます。 | ||
6月 | 下旬 | 夏関予選 | 春関のエントリーに間に合わなかった新入生にとっては最初の個人戦です。個人戦は単複ともに部員全員が出場できます。 |
7月 | 上旬 | 七大戦 | 旧帝大である北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大の7大学対抗で行われる定期戦です。大学の団体戦で基本的な男子D3本S6本、女子D2本S3本であり、トーナメント形式で行われます。 |
下旬 | テスト期間 | 七大戦終了後、約一か月間テストoffに入ります。off期間中ももちろんテニスコートは使用可能なので自主練をすることができます。 | |
8月 | 上旬 | チャレンジ | 夏関で本戦に上がれなかった選手のみが出場できる試合です。トーナメントを勝ち上がればポイントがもらえます。この試合は3set matchではなく8gameで行われます。 |
中旬 | 夏関本戦 | 夏関予選を勝ち上がった選手が出ることのできる試合です。 | |
下旬 | インカレ | 大学レベルでは日本で最もレベルの高い個人戦です。春関本戦でトーナメントを勝ち上がれば出ることができますが、最近では'06年卒の奥宮・芝崎組以降インカレ選手が出ていないのが現状です。 | |
9月 | 上旬 | リーグ戦 | 京大硬式テニス部が最大の目標と置いている試合、また他校のほとんどが同様に最も力を入れる試合がこのリーグ戦になります。リーグまで残った4回生の引退試合ということもあり、リーグ戦では、緊張した空気が張りつめています。リーグ戦の後は1,2週間ほどoffとなります。 |
下旬 | 入替戦 | リーグ戦で各リーグの上位2校と下位2校が直接対決し、入れ替え若しくは残留を決定するための試合です。毎年大阪で行われており、この試合で上位リーグの相手校に勝つことで昇格できます。 | |
10月 | 上旬 | 近国 | 関西圏の国立大学対抗のトーナメント戦です。 |
下旬 | 紅白戦 | 部員を4チームに分けて団体戦をします。とても楽しい雰囲気で行われます。 | |
11月 | 上旬 | 地域 | ほとんどの個人戦は関西全体で行われますが、この大会のみ関西を兵庫地区・大阪地区・京都地区の3つに分けて、それぞれの地域で試合が行われます。 |
下旬 | 名九阪 | 名大・九大・阪大との定期対抗戦です。名九戦はD4本,S7本、阪大戦はD5本,S10本(男子)と本数が多く、また4回生が引退しているため、この定期対抗戦で団体戦デビューする部員も多くいます。 | |
12月 | 中旬 | 納会 | 1年間の締めくくりとして行われるイベントで、歳の離れたOBの方々を交えてテニスをします。夜にはコンパがあり、この納会から長期のOFFに入ります。 |
1月 | 上旬 | 始球式 | 平安神宮と吉田神社にお参りしたあと皆でテニスします。 |
2月 | 上旬 | 新進予選 | 3つある予選本戦形式の個人戦の中で、最も本戦に上がりやすいといわれるのがこの大会です。それはこの大会では4回生は参加できず、唯一3学年のみの大会となるからです。 |
3月 | 上旬 | 新進本戦 | この大会は万博公園で行われます。サーフェスがクレーということで、他の本戦とは少し変わった面を持っています。 |
中旬 | 合宿 | 毎年この時期に近衛コートを離れて5日間の合宿に行きます。場所は毎年様々(平成29年度は丹波自然運動公園)で、この5日間は完全にテニス漬けの生活になります。 | |
引退式 | リーグ戦で引退した4回生から現役部員に向けて話をする機会として設けられるイベントです。 | ||
下旬 | 追いコン | 引退した4回生を「追い出す」ためのコンパです。4回生より上のOBの方々も参加し、4年間を労います。 |